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GRE基本情報

 GRE(Graduate Record Exam)はアメリカの大学院を受験するのに必要な共通試験です。TOEFLと同様にETSが主催している試験です。GRE以外にもGMATやLASTなどの試験がありますが、これはビジネススクールや法科大学院受験ようの試験です。TOEFLとは異なり、アメリカ人も含めすべての受験生が受けなければなりません。

 学術系大学院の場合、ほとんどの大学でGREが要求されます。私の知る限り、マサチューセッツ工科大学のコンピュータサイエンス学科ではGREは必要ありませんが、それ以外の学校では必ずといっていいほどGREのスコアを要求されます。しかし、個人的な意見を言わせてもらうと、それほど重要な試験ではではありません

 現在、GREはCBT(Computer Base Test)が主流になっています。TOEFL CBTと同様に受験者の解答内容によって次の問題の難易度が変わります。ですから、一問目で間違えると高得点が取れなくなります。また、TOEFLでは一番良いスコアだけを受験する大学に送ることができましたが、GREでは過去5年間に受けた試験のスコアすべてが送信されます。ですから、TOEFLのようにとりあえず現在の実力を試すために受けるような軽率なことはできません。十分に勉強した上で受ける必要があります。

GREの試験構成

 GREはVerbalセクション(国語)Quantitativeセクション(数学)Analytical Writingセクションの3つのセクションからなります。Verbal、Quentitiveはそれぞれ800点満点、ライティングセクションは0~6点の点数がつけられます。

Verbal

 Verbalセクションはアメリカ人用の国語です。単語の問題が中心ですが文章問題もあります。基本的に単語力がものを言います。問題は大きく分類して

  1. Antonyms

    これは出題された単語と反対の意味の単語を選ぶ問題です。
  2. Analogies

    出題された二つの単語と同じ関係を持つ単語を解答欄から選ぶものです。
  3. Sentence Completions

    穴埋め問題です。文法的な問題ではないので、文章の意味を理解する必要があります。
  4. Reading Comprehension

    リーディングの問題です。

 また、2007年11月から、新たな形式の問題が追加されました。これは穴埋め問題と類似した形態のものです。

Quantitative

 これは数学の問題です。問題は二種類あり、一つは問題の答えを選択するものです。二つ目はAとBのどちらが大きいか小さいかを問われる問題です。例えば、「A:3の4乗、B:4の3乗」という問題で、選択肢が、1)Aの方が大きい、2)Bの方が大きい、3)AとBは同じ、4)判定できない、の四つの選択肢から答えを選びます。このレイの場合、Aの方が大きいので1)が正解になります。

 試験範囲は、代数学、図形、確率など中学校や高校などで習った数学です。また、2007年11月から、新しい形式の問題がが加わりました。それ以前の問題はすべて選択問題でしたが、新しい問題はテキストフィールドに直接解答を入力するものです。

 Quantitativeで気をつけなければいけないのは数学で使われる英語です。問題文が分からなかったら、簡単な数学の問題でも解けませんので、参考書でどのような英語が使われているか調べておく必要があります。

Analytical Writing

 ライティングの問題は、IssueタスクとArgumentタスクの二種類があります。Issueタスクでは二つの問題が提示されるので、そのうち一つを選びます。そして、問題に対してあんたの見解を議論します。Argumentタスクは与えられた問題に対し議論します。この問題はあなたの意見より、与えられた問題を論理的に議論するものです。

受験の仕方

 GREの受験登録はETSの公式サイトから行うことができます。

公式サイト:http://www.ets.org/gre/

 受験の登録を済ませると、POWERPREPというCDが送られてきます。これは、ETSが発行している公式マテリアルです。パソコン上でGREがどのような試験かを知ることができます。模擬試験が2つ提供されているので、必ず本番前に解いておきましょう。模擬試験を終えると、VerbalとQuantitativeの点数も表示されるので、自分がどのくらいのレベルか知ることもできます。 また、POWERPREPは、受験の登録を済ませなくても、公式サイトからダウンロードできます。